いけみきの日本うまいもん物語

ご当地食材で絶品酒場メシ!美味いつまみをめぐる旅に出よう

【ごはんクエスト:新潟】かんずりを使えばなんだかプロっぽい味に!?最高のつきだし

かんずりでもう一品

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あっさり、だけどしっかり。

つきだしなんかにもぴったりなひと品を。

 

 

「つきだし」にこそ個性が出る

「お通しで、そのお店が美味しいかどうかわかる」

なんて、酒好きの父がよく言っていたんです。

子供心ながら、お父さん、ツウぶっちゃって〜って思っていたものですが

今となってはかなり頷けるこの一言。

 

お通し(つきだし)ってお店によって様々ですよね。

業務用のお惣菜盛っただけでしょ!っていうメニューだとちょっとがっかり。

コトコト煮込んだ大根とか、ちょっと変わり種のポテサラとか、

お刺身の切れ端でチョチョっと何か作ってくれてたりとか、

旬の素材をいい塩梅で湯がいたおひたしとかだったりすると

もうオーダー前にガッチリ心を掴まれちゃうんです。

 

 

「つきだし」と「お通し」って違うんだっけ?

って、書きながら思ってちょっと調べてみました。

「お通し」は、注文をしっかり通しましたと言う意味や、

お客様をお席にお通ししました、と言う意味から来ているんだとか。

お店からの、おもてなしの準備の意、と言えるのでしょうか。

 

一方「つきだし」はお客様の注文に関係なく突き出すもの。

うちの店ではこういうものを出すよっていうお店からの主張のようなものみたいです。

また、関東では「お通し」、関西では「つきだし」が一般的という説も。

 

お通しっていうとなんか業務的で、

つきだしっていう方があったかくてちょっと気のきいた感じがして私は好きだったり。

 

つきだしにお金を払うなんて嫌!って言う人もいるようですが

やっぱりお店側の心遣いやこだわりをしっかり受け取りたいものですね。

もちろん、1杯目の酒のアテに、すっごく嬉しいひと品だから

と言うのが一番なのですが。

 

 

と、前置きが長くなりましたが

チョチョっと作ってちびちび食べたくなるようなメニューをご紹介です。

作り方はとっても簡単ですが

かんずりを使うことでかなり奥行きのあるワンランク上の味わいに仕上がります。

 

たたききゅうりとささみのかんずりあえ

 材料(2人分)

・きゅうり    2本

・ささみ     3本

・塩       ひとつまみ

・酒       大さじ1/2

☆長ねぎ           1/2本

かんずり    小さじ1

☆おろししょうが 小さじ1/2

☆砂糖      大さじ1/2

☆酢       大さじ2

☆しょうゆ              大さじ1

 

作り方

  1. きゅうりは叩いて食べやすい大きさに切り、長ねぎはみじん切りにする
  2. ささみは筋を取って数カ所切り込みを入れ、耐熱皿に入れ、塩、酒をふってふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで2分加熱し、粗熱が取れたらほぐす
  3. ボウルに☆を入れて混ぜ、きゅうり、ささみを加えてあえる    

 

つきだし代わりにも、さんざん飲んだ後のちょいつまみにもおすすめです。

ぜひお試しくださいね。